今回は「人生が変わる最高の呼吸法」をご紹介致します。
あなたは、きちんと鼻で呼吸をしていますか?
口が空いていませんか?
この本では呼吸をテーマに人生が変わるほどの話をしてくれる本になります。
さて、今回の結論ですが、実に驚きました。
鼻呼吸にすることで、呼吸量を減らし、正しい呼吸法を身に着けることで、体調がよくなり、パフォーマンスも向上する。
そんなことは知っていますよね。では、呼吸を止める訓練をするはどうでしょうか?語弊のある書き方をさせていただきました。ぜひとも、呼吸法についてこの本をお手にとっていただき確認をしていただければと思います。
目次
作者紹介
パトリック・マキューアン
書評
この本から2つポイントを絞ってご紹介したいと思います。
1、正しい呼吸は鼻呼吸
この本によれば、正しい呼吸を見つけることで、体調は良くなると書かれています。
さらに、呼吸法を変えるだけで体重が減るということも書いてありました。
これは、正しい呼吸をするだけで、ストレスが減り、食欲が抑えられるからです。
ちなみに、口呼吸をしている人は、たったそれだけで、疲労を感じたり、生産性が低下するとも書かれています。
口呼吸は胸式呼吸ともいわれ、ストレスを感じる呼吸なのだそうです。
そのため、口から鼻の呼吸に変えるだけでストレスが大きくへるのだそうです。
生理学の観点によれば、口呼吸は胸式呼吸、花呼吸は腹式呼吸であり、肺の構造上、肺の上の部分は狭く、下の部分は広いため、腹式呼吸を行い、肺の広い部分を使うことで効率的に呼吸をすることができるようです。
鼻呼吸のメリットは体内に取り込める酸素の量が20%も増えます。
口呼吸のデメリットは口呼吸が習慣化してしまった子供は猫背になりやすく肺が弱くなる
子供の成長期に鼻呼吸を維持することは期間が正常に発達するために欠かせないとも書かれています。
それほど鼻呼吸ということが大切なのです。
鼻呼吸で呼吸量を減らすこと
安静時の深呼吸は意味がないともいわれており、これは安静時に空気をすっても血中の酸素濃度をあげることができないからということを指しています。
血中の酸素濃度は安静時95%もあるため、これ以上酸素濃度をあげることはできないそうです。
酸素は大事な燃料なのですが、呼吸を増やしても意味がないというのこの上記のためであります。
これは、カロリーが十分な人にさらに食べろカロリーをもっと摂取しろといっているのと同じ行動のようです。
どうも現代人は運動をしていないことも含め、呼吸過多になっているそうです。
呼吸過多は体によくないようで、体調の不調や病気の原因になっているとも書かれています。
まずは腹式呼吸と呼吸量を減らそうということが書かれています。
2、息を止めるトレーニング
アスリートにとって、二酸化炭素の増加や酸素の減少などに過剰に反応しないことがカギになるといわれているそうです。
持久力を鍛えるトレーニングは最大酸素摂取量を鍛えることが目的とされており、さらに酸素を効率的に使えるようになるのも大切な要素といわれています。
アスリートも普通の人、心肺機能を鍛えることは非常に大切であると書かれており
息を止めるトレーニングを行うと、酸素を6%も効率的に使えるようになったという研究があり、実は科学的に立証されたトレーニングの一つになります。
実際のトレーニングを行う前にまずは、自分の現在の能力値を図る、ボルトスコアを図っていきましょう。
ボルトスコアのはかり方ですが、鼻呼吸をして、息を吐いた後に呼吸を止める。
そのまま、息をしたいという欲求を感じるまでの時間を図ること
ただし、我慢することや無理をすることは違います。
あくまで、息をしたいと感じたら終了です。
(無理をすれば、1、2分程度なら呼吸はとめられますよね)
本書では、この時間を40秒まで伸ばすことが目標に掲げています。
具体的なトレーニングは
レベルごとに違います。
lv1は常に鼻呼吸をすること、大きく息をせず、自分の呼吸を観察すること
⇒ボルトスコアが10秒程度の人がやる一番最初のトレーニングです。
LV2は運動をしているときに呼吸を意識すること、ランニングでも口ではなく鼻で呼吸をすることです。
⇒これはやってみるとわかるのですが、とてもつらいです。
ただ、本書によれば、鼻呼吸でできない運動は強度が強すぎるのだそうです。
鼻呼吸になれるまではつらいが、慣れてからはパフォーマンスが劇的に向上するそうです。
LV3運動中に、限界まで息を止めること、3回から10回程度を目安に行うこと
⇒まずはウォーキングから始めましょう。
鼻呼吸を行いながら、中強度の息苦しさを感じたら、呼吸を再開する。
次はランニングをしながら、同じように呼吸を止める。
アスリートがやっている高地トレーニングと同じような効果を得られるそうです。
このメカニズムになるのですが、息を止めることで、血中の酸素飽和濃度を減少させられること、さらに低酸素状態にさらされる時間が増える、結果体制が付き、心肺機能が鍛えられます。
このメリットなのですが、ケガのリスクが少なく簡単に行えることです。
高地に行かなくても効果的なトレーニングができることはすごいですね。
まとめ
鼻呼吸は実はすごい、起きているときも意識して、できれば、腹式呼吸で鼻呼吸をするとよいみたいですね。単純に口を閉じる訓練もかねてやるとよさそうです。
さらに、呼吸量を減らすために、運動をするとき、散歩やランニングをする際には、呼吸に目を向け、息を止めるトレーニングをしてみましょう。
これで高地トレーニングと同じ効果を得て心肺機能を向上させられるとしたら、すごいことです。
ぜひ、本書に書かれていることを活かしてみて、
呼吸を変え、体のパフォーマンスを上げ、人生を変えてみましょう。
それではノシ