書評

パフォーマンスを上げる教科書? パフォーマンスが向上する脳の状態とは ブレインドリブン 書評

今回は「ブレインドリブン」をご紹介致します。

あなたは、年をとって、物覚えが悪くなったと思ったことはありませんか?

あるいは、脳のパフォーマンスを上げたいと思ったこと

脳の衰えが怖いと思ったことはありませんか?

この本では、それを解決する手助けをしてくれる本になります。

 

この本の結論は

脳は使えば使うほど強くなるが、

つかわなければ、どんどん衰退していく。

脳の仕組みを知って、脳を味方につけようです。

作者紹介

青砥瑞人 氏

米国の大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)にて神経科学学部を飛び級卒業

脳神経の奥深さと無限の可能性に惹かれ、暇さえあれば医学論文に目を通す脳ヲタク

一方で、教育には特に熱い情熱を持ち、学びの楽しさと教えの尊さを伝えることが生き甲斐。研究者ではなく、研究成果たちをコネクトし、研究成果たちを教育現場・ヒトの成長する場にコネクトし、ヒトの学習と教育の発展に人生を捧げる

 

書評

この本からは4つのことをご紹介致します。

この本は脳、正確には神経科学に関しての本になります。

作者紹介で書きましたが、この方がコネクトするつなげることもテーマとしてあるのでしょうか

よくあるハウツー本というよりは、なぜそうなるのか?についてかかれており、

脳の中でこれがおきているから、こうなる、だからこうつながっていくというように書かれています。

その上で、問題と課題はみえましたね、ではあなたはどうしますか?と

読み手に考えさせることもテーマにして書かれていると思います。

1、モチベーションについて

モチベーションには優先順位がある

睡眠などの根源的な欲求に対する優先順位が高い。

極端な例ですが、睡眠不足のときに、勉強や仕事のモチベーションが上がらないのは

睡眠が根源的な欲求であり、それを優先させているから当然こうなるとのことです。

勉強や仕事などのモチベーションを高めたいのであれば、コンディションを整えることが大事なのはこれです。

モチベーショントリガーを活用する。

モチベーションを好きな時に高められたら便利だと思いませんか?

これは、どうもできるようです。

これをモチベーショントリガーと呼ぶそうなのですが、

やり方は、自分の心が動くもの×身体的動作の組み合わせでトリガーを作るようです。

例えば

好きな音楽を聴きながら、ガッツポーズをする、

これは、好きな音楽=心が揺れ動くこと

ガッツポーズ=身体的動作

これをすることで、私は元気に頑張るという目的でトリガーを作る

このことをルーティンとして行うことで、定着させることです。

この本ではさらにポイントがあり

ユニーク、バット、イージーだそうです。簡単だけど独特な動きをすることが大事であり、

日常生活でやらないからこそ、モチベーショントリガーとして働く、簡単でないと再現性は低いとのことだそうです。

モチベーションが上がる⇒身体的動作を一緒にやる

これを繰り返すことで、脳にモチベーションと身体的動作を関連づける必要がある。

自分はどんな時にモチベーションが高まるのか?

上で説明したように、モチベーションをコントロールするにしても、

理由を知らなければできないですよね。

そもそもあなたは自分がどんなことでモチベーションを高まるか把握をしているでしょうか?

実はこの知ること認知ということが大事なようです。

まずは自分の特徴に気づいていきましょう。

刺激によるわくわくや思い出すことのわくわく

この2つの局面からドーパミンを誘導することができると

モチベーションをコントロールすることにつながるそうです。

期待値をコントロールする

モチベーションは脳で発生するドーパミンというものが生まれることが基本原則なようです。

期待していることや予想していることが大きければ大きいほど、生まれるそうです。

つまり、あらかじめ期待をさげるというのは実は合理的なやり方であるのです。

実は、人に言われたことをそのままやることに対してモチベーションが沸かないのは

自分の脳を使って予測することがないため、結果と予測との差分がそもそもないからなのです。

実は自由な働き方のほうがモチベーション高く仕事ができるのも、このドーパミンの基本原則が大きくかかわっています。

高い目標をもちつつ、段階的なステップの期待をあえて下げておくことが

モチベーションの源だそうです。ドーパミンがでる原理をうまく利用しましょう。

 

苦しい時期があると、大きな快が伴う。

人は何かを達成するとき、苦しい時期があるときは簡単な時と比べて大きな快が伴うそうです。

これも上で話した苦しい時期と達成感の差がドーパミンを生むからでしょう。

この事実を踏まえ、

痛みや苦しみがあるからこそ、もっと楽しめるはず

と思うことができれば、人生を豊かにする原動力の一つになります。

ただ、これは、あくまでも自分だからこそ意味があるのです。

あなたがどれだけ偉くても、人を追い込むことは決してやってはいけません。

 

おそらく知らずに活用しているケースが多いのでしょうが

体育会系出身の方が仕事ができる理由の一つは、苦しい時とモチベーションを経験で理解をしているから、それをうまく活用していると考えられます。

2、ストレスとは

ストレスがパフォーマンスを高める

ストレス反応が起こると、記憶定着率が高まり、学習効果を高めます。

あなたも経験あるかもしれませんが、ぼーっと仕事をするよりも

一定のストレスとプレッシャーがかかった状態のほうが、記憶定着率が高かったという経験はないでしょうか?

ストレスが悪いと切り捨てるのはもったいない、

うまく己で活用して、メリットを利用することができることは知っておきましょう。

例えば、

今、ストレスとを感じているが、別に悪い状態ではない、むしろ記憶定着ができるパフォーマンスをあげるチャーンスと思えるとよいかもしれません。

ポジティブにストレスを受け入れ、パフォーマンスを高めることができます。

モヤモヤは成長している証拠

新しいことを学んでいるとき、あるいは人から話を聞いているとき、

モヤモヤとした感覚が生じることってありませんか?

このモヤモヤのせいでストレスを感じ、学習をやめてしまったことはありませんか?

実はこれ、非常にもったいないです。

先ほど説明した件も踏まえてになりますが、

新しい学びの時に、モヤモヤを感じるのは当然であり、脳が学習している証拠なんだそうです。

モヤモヤした感覚を嫌なストレスとラベリングして覚えるのではなく、

今、脳が学習しているサインだとポジティブな感情で受け入れましょう。

たくさん笑う

ストレスの良い側面ばかり書いてきましたが、そんなことばかり、ストレスを受け入れられることばかりではないですよね。

人はストレス状態になると、脳はそれを自動的に戻そうとする。

この反応を促すものの一つに、βエンドルフィンといものがあり、別名脳内アヘンという。

このβエンドルフィンそもそもは、心から笑っているときに分泌される。

つまり、まったく不要なストレスを感じたら、笑いましょう。

笑いは科学的にも正しストレス解消法なのです。

3、クリエイティビティ

クリエイティビティは後天的に身に着ける

実は創造性ともいうべき、クリエイティビティは後天的に身に着けることができるスキルなのです。

これは、とてもびっくりした内容でした。

その身に着け方はシンプルです。

自分にとって、新しく価値あるものだと思うものを生み出し続けること。

この自分にとってという点がポイントです。

自分にとって新しければ、脳の創造プロセスを活用したことになるからです。

脳のこの創造プロセスを活用することこそが、クリエイティビティを身に着けるただ一つの答えである。

ところで、こうおもいませんか

なぜ、クリエイティビティは天性のものと思われているのか?

誰にとっても新しく、価値あるものを生み出すことは難しく。

周りからネガティブなフィードバックを受けやすいから

自分にとっては新しい発想でも周りの人からは新しくない。価値がないと思われることって多いですよね。

子供のころ絵をかくことが好きでも、だんだんとネガティブな批評が気になって辞める。

こんなこともその害の最たる例かもしれません。

脳のシステムは実はシンプルです。

使わない分野のスキルはどんどん衰退していくし、使う分野の能力はどんどん活性化する。

もし、あなたがクリエイティビティを発揮したのであれば、どんどん創造しましょう。

くだらないことでも大いに結構、あなたにとって新しいことが大切です。

ボーっとする。

脳に負荷をかけた後のボーっとする時間、クリエイティビティにとって非常に大事です。

ポイントは脳に負荷をかけた後のぼーっとした時間です。

クリエイティビティな発想は意識しないうちに閃くことが多いため。

じっくりと発想したい対象について思考を巡らせたら、

散歩をして、お風呂に入り、何も考えない時間を意識的にとってみましょう。

新しいものに触れる

わかりにくい新しさに触れ、反応するということを覚えておいてください。

これは、普段から、新しさに対する感度を高めておく姿勢がクリエイティビティを育むには重要です。

そのためには、新しい刺激に触れ、その新しさを起点に脳内の情報と組み合わせること。

そして、日常絵師勝においても、なにかしら新しい要素を見つける癖をつけましょう。

 

まとめ

脳について、書いてある本なのですが

モチベーションを上げる方法

クリエイティビティを育てる方法

ストレスの活用

など、一般的なハウツー本が書くことをこの本では書いてあります。

ただ、その内容は極めて合理的であり、結果としてわかりやすい内容になっています。

創造性について書いてある本、ここまで具体的にどうするか、なぜそうするかを書いてある本という点でもすごく珍しいと思いました。

ぜひ、この本を手に取って、日常をより豊かにしてみましょう。

これも最高の投資ですね。

それではノシ

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zan
金融や経済について勉強中のサラリーマンです。MTG、ガンダム、ライトノベルが大好きです。ただいま、色々なことを無差別に情報収集、発信中です。投資やメルカリを始めています。現在色々なことに手を出しています。趣味で風景撮影もやっています。皆様よろしくお願いいたします。
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