今回は「Google・YouTube・Twitterで働いた僕がまとめたワークハック大全」をご紹介いたします。
あなたは仕事ができますか?
デキなくて悩んでいませんか?
仕事にやり方があるとすれば、学んでみたくはありませんか?
この本はそんなあなたに読んでほしい1冊になります。
今回はの結論は
変えられることを見つけじっこうすること
散歩をして創造的思考を刺激すること
せっかち病を無くして、自分と向き合うこと
この3つが今回の答えになります。
ちなみに、この本以外にも本を紹介しております。
自分の人生を変える、自分と向き合うことについて書かれた本ですので、
この本を読むのと一緒にお勧めさせてください。
この紹介もあなたの力になれれば幸いです。
目次
作者紹介
ブルース・デイズリー氏
この方はGoogle・YouTube・Twitterで10年間働いた人だそうです。
書評
この本では、いわゆる、あの有名企業で働いた経験から、学んだこと、
職場環境についてや働くことについて、組織について、を専門家に聞いて
まとめたことを教えてくれる本になります。
この本から3つポイントを紹介したいと思います。
1、自分の基準を決めよう(問題をしり、改善していこう)
この話の結論です。
私たちはストックホルム症候群に陥っている可能性があります。
これについて説明をいたします。
1973年さる国で銀行強盗が発生します。
その際に4名がとらわれ、6日間監禁されてしまいます。
この6日間の間にこの4人と強盗の間に絆が生まれたのだそうです。
これは、この4人がトイレの使用許可や、食事を与えられたことに対して、命を脅かしている強盗相手に感謝をしていたのです。
これは、その後の裁判の際に強盗に不利なる発言を拒否をするほど、感謝の念を抱いていたそうです。
この反応をストックホルム症候群といいます。
これは、実は、私たちの職場でもあるようです。
強盗のように命を脅かせれることはありませんが、同じ状態が起きています。
職場ではありとあらゆる方向から仕事が舞い込んできます。
それは、上司、同僚、クライアント、顧客からくるものですよね。
最初はやる気満々に仕事をしていましたが、
いつしか仕事に忙殺をされてしまい
気づいたときには今のつらい環境を受け入れてしまうのです。
これを学習性無力感といい
ストレスの大きい場所にいて、慣れてしまうことだそうです。
ストレスの大きい場所にいて、そこから脱出できることができないとあきらめてしまい、この状況を受けて入れてしまうことだそうです。
例えば、ブラック企業に勤めており、24時間仕事が発生するような状況になり家に帰っても仕事をし、夜でも現場に行かなければいけない
こんな状況にあったとしましょう。
本来、会社は組織です。仕事に対して、あなたに何かあった時に組織として対応をするのが本来ですよね。場合によっては仕組みを変えればできるはずなのです。
それが、今のやり方が最善と思い込んでしまい、働き方改革を行うことが改善できるはずです。
それをしないのが現状のブラック企業なのかもしれません。
そこから、基準を決めて、ストックホルム症候群に陥ることなく、改善すること
これが大事なことなのです。
2、ウォーキング会議に出かけよう(散歩をしよう)
これは、散歩が一番よい手段ということです。
散歩をすることにより、脳に刺激がいき、創造的な発想や凝り固まった思考から解き放たれます。
ハリーポッターの作者のJKローリング氏も夜の散歩ほど役立つものはないと話
哲学者のセーレン・きゅるけゴール氏も歩くことで、最善の思考へと足を踏み入れる。そして歩けばどんな重苦しい考えからも離れられる。
これほど散歩は有効なのだそうです。これは科学的にも証明されているそうです。
スタンフォード大学のマリリーオペッゾ氏とダニエル・シュワルツ氏の2名は
創造性を評価するためのテストを実施したそうです。
被験者に実物を見せて、
創造的な新しい使い方を答えさせる
代替用途のテストを行ったそうです。
これは、例えば、ドアのカギを見せて、この鍵の別の用途を答えさせるという内容です。
この中で、被験者に対して、
・座っていた状態から歩かせる
・歩かせてから座らせる
・単に歩かせる
・座らせる
の4パターンでテストを行ったそうです。
この結果歩いている被験者のほうが創造性のスコアが良かったのだそうです。
歩いている人のほうが60%もスコアが良いそうです。この有酸素運動には創造的思考を促す効果があるそうです。
ただし
これは複雑で論理的な問題には向いてないそうです。
あくまでも斬新で創造的な思考に向いているそうです。
この散歩にはさらに効果が持続するというデータもあり、
散歩後の創造性のテストでは散歩後のスコアはやはりよく
歩く場所によっても効果か変わり、自然の中だとよいスコアが出るそうです。
もし、あなたが、
仕事でより良いアイディアを生み出したいときに自然の中を歩くときに考えたり、歩いた後に考えたほうが効果が高いそうです。
3、せっかち病を無くそう
結論になりますが、
何もしない時間を持つ
これがすごく大事なことなのです。
私たちは毎日、毎日忙しく、刺激に満ち満ちています。
これは
2011年にアメリカ人が1日に処理してる情報の量は1986年の5倍だ。
そのデータ量は新聞175紙分に相当する。
仕事以外の余暇の時間にも
毎日34ギガバイトまたは10万ワードの情報を処理している。
これは、仕事をしていようが、休んでいようが、発生し、処理している情報の量だそうです。
昔の5倍とはとんでもない状態です。
これは、メールでも表されており
人間は1日に130件ものメールを送受信しているそうです。
世界中のメールユーザー28億人が対象で、仕事をしている人は1日200件だそうです。
会議についても同様で、アメリカの管理職は週23時間を会議室で過ごしているともいわれているそうです。
日本でも同様なことが、これは、あなたにも起きていませんか?
仕事に追われ、会議のための会議、メールがなくなっても次の瞬間に現れるメール
など、仕事に追われていますよね。
このような、時間に追われる、まさにせっかち病とも呼べる状態の我々はどうすればよいのか?
1、いつも忙しくしているからといってよい仕事ができているわけではない
これには実例があり、ロンドンの有名な建築家グループで、会議は依然、週に1回だけ
現在は会議だらけ、会議のための会議をするように変わり、業績は会議が増えても何も変わらず、無駄な会議がただただ増えていただけなのです。
会議が増えて、仕事が増えて、忙しくなり、何も生まず、生産性のない状態に陥っていたのだそうです。
あなたの仕事ややっていることは本当に必要なのかを見極める必要があります。
2、その仕事の緊急度を見極めること
ASAP→できるだけ早く
これは、仕事を早くするための合言葉としても使われている言葉ですよね。
仕事をしているとせかされることってよくありますよね。
この仕事よろしく、このしごとなるはやでお願い、まだ終わってないの
次の仕事だよ
などなど、せかされることは多いですよね。
あなたは、一度その仕事を見て、本当に早くやる必要があるのか、緊急性があるのかを見極める必要があります。
急ぐ必要のある仕事がどうかは見極めましょう。
せっかち病に必要なものをご紹介いたします。
これは、
じっくりと自分と向き合う時間が必要です。
これは、例えば、あえて、何もしない時間を作ることが必要かもしれません。
これは、瞑想したり、風呂に入る時間、寝る前に何もしない時間を用意すると
良いかもしれません。
自分と向き合うことなら、下記の本もおすすめですので、
リンクを置いておきます。
参考にしていただけると幸いです。
まとめ
この本では色々な改善の手段がありますが、個人にフォーカスをあてた場合は
この3つが特にすぐ始められ、有効ではないかと思いました。
今回のポイントの
復習になりますが
1、自分の基準を決めよう。
ストックホルム症候群に陥っていませんか、
変えられることは必ずあります。
2、ウォーキング会議に出かけよう
散歩は創造的な思考をもたらします。
3、せっかち病を無くそう
何もしない時間を作りましょう。
自分と向き合うことで変えられるかもしれません。
になります。
このほかにも組織について、チームについていろいろと書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、別の本も紹介しております。
こちらもよろしくお願いいたします。
それでは