書評

様々な問題の壁を超えるヒントを探しているあなたへ 超バカの壁 書評 自分への投資

こんにちはザンです。

今回は超バカの壁をご紹介いたします。

あなたは、仕事に疑問を感じていませんか?

また、人間関係の問題をかかえていませんか?

そんなあなたに贈るのがこの本になります。

超バカの壁 (新潮新書) [ 養老孟司 ]

価格:792円
(2020/9/15 23:38時点)
感想(147件)

さて、その答えですが、

仕事とは社会の穴を埋めるものであること、

人間関係の問題とは自分の問題であることを自覚することにあります。

このことについて少し書いていきたいと思います。

目次

〇この本の内容

この本は養老孟子さんの本である、バカの壁、死の壁の続編になる本です。

ただ、実は続編というかというとそういうわけではなく、冒頭に書かれている内容によると著作が増える中で、質問が手元にきてそれに答えたものをまとめた本が本作に当たるそうです。

この本では全部読むのではなく、見出しに目をとして、自分の興味のある部分を読んでも面白い本になります。

〇仕事とは?

この本によれば、仕事は社会に空いた穴です。
だそうです。

さる調査によると、仕事をしていない人の理由の多くが、自分にあった仕事を探しているからというものだったそうです。

作者によると、その考えがそもそも間違っているとおっしゃっています。

仕事というのは、道に穴が空いていたら、みんなが転んで困るから、それを埋めるというものであって、自分に合っているとかあっていないとかは関係ないと言っています。

ただし、時代は変わりつつあります。ただ、穴を埋めるような仕事、つまり誰でもできる仕事をしていると、その仕事を奪われる可能性も出てきていることは頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

〇人間関係の問題について

脳の特性とは関係なくイライラしている場合は、自分の問題に戻さないで、完全に人のせいにしているのが原因です。

変えられない相手に不満を持つからイライラしてしまうのです。自分であれば、すぐに変えることができます。

また、自分の中で原則を持つことが大事です。悪口を言われたら、その場で言い返すという原則をもっていれば、その時に言い返せなかったとしても言い返さなかった自分が悪いと相手がイライラせずに済みます。

すべては自分の問題であるという考え方はどうもアドラー心理学に近いものがあるように感じますね。

〇まとめ

この本では、自分に合った仕事はそもそも存在しない。
自分の中で原則を持てば、人間関係のトラブルは解決する。自分が変わることが必要である。
と答えをくれます。

また、この内容以外にも様々な問題に対して、意見が載っています。
この本に書かれていることが当然あっているわけではないこともあるでしょう。
ただ、一つの考えとして、非常に納得のいく答えが載っていると思います。

様々な問題を超える、この壁ともいうべきものを超えたちと悩む人にぜひおすすめの一冊になります。
ぜひ読んでみてください。

それではノシ

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ABOUT ME
zan
金融や経済について勉強中のサラリーマンです。MTG、ガンダム、ライトノベルが大好きです。ただいま、色々なことを無差別に情報収集、発信中です。投資やメルカリを始めています。現在色々なことに手を出しています。趣味で風景撮影もやっています。皆様よろしくお願いいたします。
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