こんにちはザンです。
今回は死の壁についてご紹介いたします。
あなたはバカの壁を読んだことはありますか?
もし読んでこう思わなかったでしょうか?
では具体的にどうすればよいのか、と
そんなあなたに贈るのがこの本になります。
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さて、バカの壁を読み、具体的にどうするかという答えですが、
体を動かしましょう。ということが解答になります。
これは、そのまま、体を動かして、感じることという意味もあるようですが、
なによりも、行動しましょう。まずやってみよう。なんでもいいから、
それによる、人間は多くの事を必ず、学ぶはず。
特に日本人は根がまじめだから、余計色々と考えるそれが、バカの壁を乗り越える大きなヒントであり、答えになると書かれています。
そのうえで、人間は100%死ぬ、この本が書かれたときにはSARSやがんが流行っていたころで、今とある意味同じように死が意外に近い時代だったかもしれません。
そのうえで、いつか死ぬからこそ、死ぬ前に後悔しないために
まずは体を動かしてみましょう。
目次
著者の紹介
この本の作者は養老孟子さんという方で、バカの壁を書いた、作家でもあり、
東大の名誉教授でもある方になります。医学を専攻し、解剖学についても非常に詳しく医師であった立場からも人間を死ということを考えられている方になります。
書評
前作のバカの壁でさまざまなことを言われるようになったそうです。
その中でとくに目立つのが、
バカの壁はわかった、ではどうすればよいのか?体を動かせとはどういうことか?
具体的に言ってくれという、読者の質問に答える形で始まったのがこの本になります。
〇この本の紹介
話が前後しますが、
この本に書き出しにこうありました。
がんやSARSで騒ぐことはない。そもそも人間の死亡率は100%なのだから。
誰もが必ず通る道でありながら、目を背けてしまう死の問題。死といかに向き合うべきか。なぜ人を殺してはいけないのか。生と死の境目はどこにあるのか。
イラク戦争と大学紛争の関連性とは、死にまつわるテーマを通して、現代人が生きていく知恵を考える。バカの壁に続く本とあります。
感じたこと
バカの壁は、相手を知ることで、相手のことを考えることで超えられる。だからこそ、体を動かし、行動し、結果経験体験を通して学んでいくのが、大切だとあったと前作を読んで思いました。その中で、壁を越えたその先の一つ、人生の解答の一つに死ぬことがあると書いてありました。私としては非常に衝撃的でした。
この本にはこうありました。人が死ぬことを知っている現代人は一方で死ぬことは何かを考えていない。
この中で、作者が解剖のためにご遺体を引き取りに行く話があります。
訪れた団地の建物をみて、使ってみて、作者は人が死んだ後のことを想定していないと感じたそうです。そのあと、作者は団地を作った人物の人地に会う機会があり、聞いてみたところ、団地はあくまでも若い人向けに作り、ある程度金がたまったらでていくものと想定して作っている。だから死ぬことは想定していないと書かれています。団地は何千人と人が住んでいる中で、その中の人が死なないわけがありません。にも拘わらず、死を想定していないこれは都市化の象徴だと書かれています。
ちなみに本にはこう書かれていました。この団地は自殺の名所であると書かれていました。若い夫婦が未来のために一時的に住む場所と設計されたはずの団地が人生の終わりの死を象徴する場所になるのは実に皮肉だと感じました。
この本では死にまつわる問題を様々な形で取り上げています。現代人は死の問題を考えないようにしています。それはきっと私もあなたもそうでしょう。
ただ、今の世の中は、意外なほど死がそばにある
こんな時だからこそ、この本を読んで改めて考えてほしいと思います。
ぜひ皆様、この本を手に取ってみてください。
それではノシ
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