今回は「なんでも図解 絵心ゼロでもできる!爆速アウトプット術」をご紹介致します。
説明が苦手なあなた、
説明されてもわからないあなた、
絵心がなく図解をうまく使えないあなた
そんなあなたに贈る本になります。
この本を読んで、図解のやり方を習得し
あなたの説明わかりやすいね、と言われる人を目指すきっかけにしていきましょう。
こちらの本も紹介しております。
もしよろしければ、ご一読をいただければ幸いです。
目次
作者紹介
日高由美子
株式会社TAM アートディレクター 描いて伝える「えがこう!」代表
絵を描くのが苦手な若手スタッフに「描いて伝える」トレーニングを始め、2015年ごろより社外でもセミナーを開催。「地獄のお絵描き道場」をはじめ、セミナーの総受講者は4000人を超える。
書評
この本はとても読みやすく、
先生と生徒という対話形式で書かれています。
絵心0の生徒が図解を通して様々なことを取得していくストーリーです。
この本でおすすめしたいポイントは4つあります。
なぜ図解がひつようなのか?
図解にはメリットがあり、
1、複雑な説明をわかりやすく伝えることができる。俯瞰できる。
文章だとわかりにくいけど図にすると理解できることは結構あると思います。
まさにこれです。
2、プレゼンテーションの精度が上がります。
プレゼンをする際にわかりやすい図解があると相手の理解度も当然上がります。
高等だけで伝えるよりもパワポを使って図をスライドにするとわかりやすいですよね。
3、説明力がアップします。
上司にちょっとした説明をしなければいけないときに、上司に理解をしてもらうために、解釈した内容を図解して抽象化して説明をすることで、お互いの理解の一致を素早くすることが可能になります。
図解マスターのステップアップ
基本パーツのインプットで図解ができる
図解はシンプルなパーツで十分説明できます。
〇と線が書ければ絵心がなくても図解は書けます。
文章を図にしてみること
文章を読んで図にする練習をしていきましょう。
丁寧さよりもスピード重視でやってみましょう。
聞きながらずを作るコツとは?
人の話を聞きながらリアルタイムで図解すること
文章を理解して図解をするよりも、一段と難易度が上がるのですが、
実務で使えるレベルにするためにも、この領域を目指して頑張りましょう。
もう少し詳しくすると
基本パーツのインプットで図解ができる
図解の基本パーツは3つ覚えれば十分です。
1、囲むだけで図に変わる
文字を囲むだけで、簡単な図解になります。
ポイントとポイントの組み合わせで図が生まれるので、囲むことが図解の第一歩になります。
キーワードを囲むだけでも十分です。
囲む図形を変えることで、それぞれを種類ごとに分けることができます。
2、矢印で関係性を伝えること
矢印は関係性を伝えるのに非常に便利です。
矢印は流れ、双方向、対立の3つの表現で十分です。
さらに点線や二重線も使えればより複雑な関係も伝えることができます。
3、人アイコンで理解を表す
ユーザーや上司など、人をアイコンにすることで、より内容が伝わりやすくなります。
人のアイコンも〇と半丸で表せば、簡単に書けます。頭を丸から四角に変えることで、表現も変えられ、さらに防止をかぶせたり角を生やしたり、簡単な変化で人の書き分けができますので、ぜひマスターしていきましょう。
文章を図にしてみること
1、文章全体の意味をつかみ取る
文章の構造を読み取りましょう。
AはBである。という構造なのか、AからBにかわるという構造なのか
まずはどういう構造なのか、文全体の流れを把握しましょう。
2、キーワードを書き出す
文全体を把握したら、次はキーワードの把握です。
たとえば、顧客は商品を購入するとき、機能ではなく、価値で選ぶ
という分の場合
顧客、商品、購入、機能、価値がキーワードになります。
3、囲み・矢印・人で表す
最後に、先ほど説明した基本の図解パーツを使い図にしていけば完成です。
聞きながら図をつくるコツとは?
合言葉は、キーワード+余白です。
文章を読んで図解する場合に比べ、聞きながら、図解を図解する場合
最後まで聞かないと結論がわからないことが多いです。
そこで余白です。
余白が必要な理由は後からキーワードを基本パーツで装飾しやすいからです。
文字が詰まっている場合よりも、余白が2文字文程度ある場合、圧倒的に図解のしやすさが違います。
実際に活用する場合、キーワード+余白を意識していきましょう。
まとめ
図解をすることで、相手にわかりやすく伝えるとともに自分自身の理解につながります。図解を駆使して、相互理解のために使っていきましょう。
基本パーツはシンプルでok、簡単なものを使い図解を行っていきましょう。
文章を図にするコツは全体像の把握、キーワードの抽出、矢印で関係性を描きましょう。
聞きながらのコツは余白です。キーワードを置きながら、余白を用意して、付け足したり、線を引いたりして、うまくつなげられるようにしていきましょう。
この本にはここには書ききれなかったもっと多くのコツが載っています。
あなたもこの本を手に取って、図解名人を目指し、
あなたの説明はわかりやすいね~といわれる人を目指しましょう。
それではノシ