書評

早起き ショートスリーパー 静止疲労 夢をかなえる短眠法 書評 人生を変える

今回は「夢をかなえる短眠法」をご紹介致します。

あなたは、どのくらい眠りますか?

朝は早くおきられますか?

この本ではショートスリープをテーマにその絶大なるメリットが書かれた本です。

4時に起きるのは無理であるが、その価値とメリットは非常に大きいということが今回の結論になります。

目次

作者紹介

田村広大 氏

1日3時間睡眠で日々を快適に過ごす「短眠法」の実践者であり、本業の保険営業で世界トップ1%の成績を残し、他にも5つの仕事をかけもちするスーパービジネスマンとしても活躍する人物だ。

書評

この本では短眠方法が載っているのですが、

その中で、人間は1日24時間という時間は平等に与えられている

では、その24時間をどれだけ効率的に使うかもそうなのですが、

実にシンプルに稼働している時間が増えれば有利になれる!!

をテーマに毎日4時におけて、1日の稼働時間を最大化することを目標に書かれています。

シンプルイズベストともいうべきこのテーマでこの本は書かれていることが

実は一番面白いところです。

この本の中から、一部抜粋してご紹介させていただきます。

1、睡眠だけが実は疲労回復ではない

いきなりパンチの聞いた話です。これがショートスリープがテーマでなければ凡庸な話ですが、睡眠時間を減らすための手段の一つの提案のテーマがこれだから面白いです。

短眠の流れについて

短眠になるための最初のステップは、考え方を変えることから始めます。

「寝なきゃ疲れが取れない」

「疲れは寝れば取れる」

こんな風に思っている人は多いですよね

実はこれ半分は正解なのですが、実は半分は間違いなのだそうです。

なぜなら、疲労には2つの種類があるからです。

2つの疲労

1、動作疲労

2、静止疲労

人間にはこの2つの疲労があります。

動作疲労とは、スポーツで疲れたときなどに感じる疲労のこと

静止疲労は1日中座りっぱなしなど同じ姿勢を保ち続けるときに感じる疲労のことです。

これらの疲労は、相互に影響し合っており、動作疲労を行うときには休むことで回復し

静止疲労をとるには運動をすることで回復します。

つまり、ビジネスマンが本来抱える疲労である、静止疲労は睡眠ではなく、運動をすることで、回復するのです。

この睡眠すればなんでも回復するという間違った考え方から変えることから始まるのが

この短眠方なのです。

2、短眠方を習得するために大事なこと なぜ短眠になりたいか?

目的がないと続かない

なんでもそうなのですが、目的がないと続かないものです。

それゆえに

なぜ短民になりたいか?短民になってどうするかが大事なのです。

短眠方を実践するうえでこれが非常に大事です。

この目的を明確にしたうえで、具体的なステップを紹介致します。

3、短民になるまでの具体的なステップ

朝やること

常温の水を飲みましょう

これをルーティンにして、水を飲む=目覚めるということを体に覚えさせましょう。

瞑想を5分間すること

瞑想を自分の呼吸に向けて実施をしてみましょう。瞑想は脳の疲労回復もつかさどり、脳の効率を劇的に上げます。ぜひ実施してみましょう。

有酸素運動を5分する

先ほど書いた、静止疲労を回復するために適度に運動をしましょう。

朝日光を浴びることで目が覚め、朝の有酸素運動をおすすめしています。

さらに、朝の有酸素運動をすることは、疲労回復だけでなく、肥満解消と学力向上にも役立つそうです。イリノイ州の学校の実験でそれが示されたようです。

体調を5段階で評価する。

早起きしてどうなったのか?よかったのか?

これを数値化して記録しましょう。

どうしたら一番よい5になるのか、どうして1番悪い1の評価をしたのか

これを理解することが大事です。

たとえばビールを飲んで目覚めた日は2で悪く、水を飲んでねたら4だった

このように、自分の目覚めの評価が高い行動を整理して実施をすることが

睡眠や行動の質を高めることにつながります。

昼やること

フルーツをたべること

良質なビタミンをとることも重要です。

ただ、食べすぎは気を付けてください。果糖は取りすぎると太ります。

15分の昼寝をすること

有名な海外の会社であるアップルやGoogleなどは昼寝を推奨しているそうです。

昼寝の効果は絶大です。

寝すぎると逆効果なのですが

昼寝を15分するだけで劇的に生産性は上がるでしょう。

夜やること

寝る90分前に湯舟につかること

これは有名な本スタンフォード式最高の睡眠にも書かれていましたが、

人は体温が下がるタイミングで眠くなるので

1度お風呂で深部体温を上げることで、スムーズな入眠と質の良い睡眠を促すそうです。

ストレッチをする

静止疲労を取るためには体を動かして、凝り固まった筋肉をほぐす必要があります。

風呂上がりのストレッチによって、コリをほぐしましょう。

 

毎週やること

1週間を振り返る

早起きしてどうだったか?いいことはあったか?かだいはなにかあるか?

しっかりと振り返りの時間を取りましょう。

この振り返りをするかどうかでモチベーションの維持につながります。

起床時間を30分ずつ切り詰めること

この本では睡眠時間ではなく、何時に起きるのかを大事にしています。

あくまでも最終目標は4時起き

しかし、普段7時起きの人がいきなり、4時起きをすると高確率で失敗します。

そこで、毎週30分ずつ起床時間を早め、一歩ずつ目標に近づいていきましょう。

6週間程度で短眠が手に入るのであれば、とても費用効果は高いですね。

まとめ

この本ではほかにも、睡眠を高める食事をはじめ、多くの具体的な方法が書いてあります。

内容もほかの本にも載っているような、誰しもが知っている合理的な内容が載っており、

とても参考になります。

さらなる高みを目指している方にはぜひおすすめです。

この本を読んで短眠法をマスターしてみましょう。

 

今回の本以外にも以下の本を紹介しております。

東大生が推薦? これが極意? 考える技術と地頭力がいっきに身につく 東大思考 書評 今回は「東大思考」をご紹介いたします。 あなたはこんなことで悩んだことはありませんか 頭が悪いということで悩んだこと...

ご一読いただければ、幸いです。

それではノシ

ABOUT ME
zan
金融や経済について勉強中のサラリーマンです。MTG、ガンダム、ライトノベルが大好きです。ただいま、色々なことを無差別に情報収集、発信中です。投資やメルカリを始めています。現在色々なことに手を出しています。趣味で風景撮影もやっています。皆様よろしくお願いいたします。
写真素材 PIXTA