こんにちはザンです。
今回はトヨタ流改善力の鍛え方についてご紹介致します。
あなたは現状に満足していますか?
あなたは改善とはなにか、改めて考えたことはありますか?
そんなあなたに読んでほしいのがこの本になります。
【中古】 トヨタ流「改善力」の鍛え方 強者のノウハウはあらゆる場で必ず強い! 成美文庫/若松義人(著者) 【中古】afb 価格:110円 |
さて、現状に満足していないあなたに贈るのは
改善してみませんか?ということです。
改善とは何かですが
改善とは悪いところを改めることですが
この本にはさらに、改善のコツについて書かれているのですが、
現状に満足しないことだそうです。
この本の最初にこう書かれています。
ラクをしたい、仕事を減したい、組織の歯車はいやだ
そう思ったときがスタートだそうです。
現状に満足していないあなたの助けになるこの本をぜひ読んでみてください。
目次
作者紹介
若松義人
カルマン株式会社代表取締役社長、西安交通大学客員教授
トヨタ自動車工業に入社後、各部門で、大野耐一氏のもと、トヨタ生産方式の実践、改善、普及に努める。後年農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ方式の導入と実践にあたる。
著書にトヨタ流の考え方、改善手法などからなる著作を多数もつ、作家としての横顔も持つ方。
この本の簡単な内容
この本では自己改善力を身につけようをスローガンに7章で構成されています。
本の構成
1章 すぐにを癖にしよう
2章 頑張りよりムダどりせよ
3章 可能かより必要かで考えよ
4章 会社がで発想するな
5章 つねに人を巻き込め
6章 リカバリーで勝てばいい
7章 もっと幸福になろう
の7章で構成されています。
また、この一部の章の合間ではコラムものっており、改善についてや人生についての教えも書いてあり、非常に勉強になる本になります。
書評
この本の最初に当たり前のことを当たり前にやることとあり、これがトヨタ流であるとあります。
そもそもトヨタの生産方式といえば、改善手段のお手本として非常に有名ではありますが、
この本によれば、トヨタの生産方式とは特別な秘策はないとあります。
いわゆるモノづくりにおいて当たり前のことを当たり前にやる。その徹底こそがトヨタ流なのではと感じました。
それは改善にも表れ、改善して、成功したら終わりではない1度の成功ではなく、なぜ成功したか、あるいはその過程の失敗も含めて見直すこと
そして、1年、5年、10年と改善し続けることであるとあります。
1度改善して成功して終わりにするからダメになるとなかなか辛辣ですが、至極全うなことを書いているのが非常に特徴的でした。
印象に残った部分
この本では色々と心に残るものがありますが、個人的には2つ特に印象に残りました。
1つ目は134Pに自分の売りたいものを売るのは商売ではない
というセブンイレブンの当時の会長、鈴木氏の言葉がありました。
鈴木氏の言葉によると
「今の消費者は、意識が変わって、必要な時に店が閉まっていることに潜在的に不満を持っているのです。ところが、店のほうは、自分の店が開いているときにお客に来てもらおうと思っている。また、お客も当然そうするものと店の人は思っている。マーケットは変わっているのに、自分の過去の経験から、そう判断してしまう。ここに大きなまちがいがある。お客が求めるときに店が開いている、というのが今では当たり前のことなのです。自分の売りたい時間に売るのは小売業ではない」という言葉です。
なぜ、セブンイレブンが24時間やっているのか、その理由になることの1つであり、
今や、非常に考えさせられる内容だと思っています。
ただ、自分本位の商売をしても意味がない
お客様の立場に立って考えることが大事であることを痛烈に言われています。
自分の好きなことのみに注力し、相手のことやお客様のことを考えていないとは、非常に耳が痛く、考えさせれあれる内容です。極論ですが、だからうまくいかない。
そして、相手が悪いと考え始めたら、もう末期症状でしょう。
残念なことに、うまくいかない理由は、決して相手にはなく、自分にしかないと思うべきでしょう。これは、必死にやっている人なら逆によくわかるのかもしれません。
不便の中にこそ改善がある。そんなことを考えさせられる内容でした。
2つ目は224Pにある、言う通りにしたら失敗したでは成長しない
よくあるのが、あなたの言うとおりにやったけど失敗した、どうしてくれるのか!ということがあなたにはありませんか?
自己責任が叫ばれる昨今ですので、あまり無いように思うのですが、私としては結構よく体験する内容です。
この本にはこう書かれています。
仕事がうまくいかないとき、上司の指示どおりやったのになどど上司のせいにしてはいないだろうか。あるいはほかのなにかに責任転嫁していないだろうか。トヨタ流は、言われたとおり、見てきたとおりのやり方では評価されない。自分の知恵をつけてこそ仕事をしたと言えるし、自分の頭で考え、自分の責任で行動してこそ一人前の社会人だ。
サラリーマンをやっていても、何かやっていても、失敗したら、人のせいにすることがあるります。
もっというと、うまくいっていないときほど、人のせいにしていませんか?
失敗したときや、うまくいかないとき、あなたはなぜ、そうなったかを考えていますか?
誰かのせいにして、考えるのを放棄している、あるいは思考が止まっていませんか?
自分で考えていないから、認めたくないからそうなっているのではと考えます。
とはいえ、自分が悪いとは考えられないし、私は悪くないと思うのも人情という気がします。
かくいう私もそれで、さんざん人の失望を買ってきたのですが、それでも治らないのが小俣者だと思います。
ただ、この本で書かれている通り、誰かの責任にして思考を止めるよりも、何かをして、改善することを模索したほうが絶対に建設的だと思います。
この2つのことに共通する、人のせいするなは非常に考えさせられました。
まとめ
書いていて耳が痛いと感じるのが、この本のすごさだと私は思います。
現在ブログで苦しんでいる私にとって、改善とは非常に今の私に思い当たることです。
振り返ると何かしら課題にぶつかっており、今、私自身考えるときに来ていると思っています。
私としては、現状の打破から様々なことをしているのですが、そればうまくいっていることばかりではないので、非常にこの本に書かれていることは考えさせられました。
ただ、相手や何かのせいにしてもしょうがない
うまくいくために、自分で考えること、相手の立場に立って考えてみることは、非常に勉強になりました。
この本にある通り、当たり前のことを当たり前の通りにやること
改善をし続けること、成功しても失敗しても考え続けることが、結局更なる成功を生むとは、非常に考えさせられました。
あなたにも、ぜひ気づいてほしい、知ってほしいことがこの本にはあると思います。
ぜひ手に取ってみてください。
それではノシ
【中古】 トヨタ流「改善力」の鍛え方 強者のノウハウはあらゆる場で必ず強い! 成美文庫/若松義人(著者) 【中古】afb 価格:110円 |