今回は「絶対にミスをしない人の脳の習慣」をご紹介いたします。
あなたは、なぜ、ミスをするのだろうと悩んだことはありませんか?
どうしたら、要領よく仕事ができるのだろうか?
ミスなく仕事をするためにはどうするべきか?
この答えを教えてくれる本がこちらになります。
では結論です。
ミスをしない人というのは、
ワーキングメモリの大きい人といえます。
ワーキングメモリとは一時的に脳に記憶を保存する能力のことです。
この能力を鍛え、ミスを減らし、仕事ができる人になりましょう。
目次
作者紹介
樺沢 紫苑 氏
精神科医、作家。
1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。インターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している方
本の内容
「物忘れ」「勘違い」「うっかり」…
すべてのミスは、脳の習慣ですべて解決する!
精神科医の樺沢紫苑先生を著者にお迎えし、脳のパフォーマンスを上げたり、記憶をつかさどる「ワーキングメモリ」を増やすトレーニングを行ったりすることで、エビデンス的根拠の元、仕事の「ミス・ムダ」を防ぐ超実践的な方法!
これが書かれた本になります。
本の書評
この本では、ワーキングメモリを鍛えることで、
仕事のミスを減らすことができるとあります。
そこで、
そもそも、ワーキングメモリとは何?
また、それを踏まえて、ポイントを紹介したいと思います。
1、ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは何か
記憶を一時的に保存する要領を言っています。
これは、端的には頭の良さを表すことができると思います。
また、PCが得意な人に言うとすれば、パソコンのメモリをそのまま指し、
頭の中の作業する机の広さを指していると思ってください。
当然ですが、作業机を広くすることで、いろいろなことができる分圧倒的に生産性が上がります。広い分、いろいろあっても見渡すことができ、整理もより容易になると考えてください。
私たちはこの脳の作業スペースを使って考えて行動しています。
この作業スペースで計算、判断、思考をしています。
これを広げることで頭が良くなるといった行動につながります。
2、ワーキングメモリを鍛える方法
このすばらしいメモリは鍛えることができます。
その手段は9つ紹介されています。
1、7時間以上の睡眠
睡眠不足は健康に悪いですが、これは、脳も当然一緒です。
睡眠不足により、作業時間増、ミス増につながります。
睡眠時間が6時間を切るとパフォーマンスが減るそうです。
2、有酸素運動
これは、ウォーキング、スイミング、サイクリング
など、ある程度時間をかけて小~中程度の負荷でできることが効果的だそうです。
これにより、メモリだけでなく
集中力、記憶力、理解力
の向上もできるようです。
3、自然の中での運動
緑豊かなところで、上記の運動をすることで、メモリが鍛えられます。
さらにストレス発散、リラックス効果
なども期待できます。
4、読書
読書の読解力とワーキングメモリは相関関係があるそうで、
さらに新しい知識、人生の幅を広げる、ストレスの解消もあるそうです。
5、記憶力を使う
作者のかたもおすすめをしており、
語学、資格試験、昇進試験
などがお勧めらしく必ず、暗記をする勉強なので、
使えるそうです。
また、英語や昇進試験などは人生の豊かさにつながるそうです。
頑張って暗記をすることで、脳のパフォーマンスが上がります。
6、暗算
これは、脳のワーキングメモリをまさしく使うトレーニングです。
数字を頭の中で仮置きし計算することで、鍛えることができます。
意識的に暗算をしてみましょう。
7、ボードゲーム
チェス、囲碁、将棋、オセロ
などは、先を読むこと、手を覚えること、など、頭の中で、相手のシミュレーションをして戦うゲームです。
それゆえに脳のワーキングメモリを使うのでお勧めです。
8、料理
料理もおすすめです。
複数の作業を効率よく行うことと、次に何をするべきか考え予測して行動をすることにつながるため、非常に脳のワーキングメモリを使います。
これにより段取り力も鍛えることができます。
鍛えることにお勧めです。
9、マインドフルネス
これは、いわゆる瞑想のことです。
瞑想をすることで、ワーキングメモリを向上させることができます。
3、作業効率を上げる方法
これは、以下のことがご紹介されています。
1、デュアルタスク
あなたは下の言葉をごぞんじですか?
シングルタスク=1つの作業
マルチタスク=複数の同時作業
を指しています。
デュアルタスクは2つの行動をすることを指すのですが、
これは有酸素運動と勉強を合わせるような行動をお勧めしています。
例えば、ジムでランニングマシーンに乗りながら、英語のYouTube動画をみて勉強するなどはじつは、脳の血流を増加させ、効率的になるそうです。
2、手書きメモ
これには2つメリットがあります。
1つめは州流力を上げること
2つ目はワーキングメモリのスペースを空けることができます。
手で文字を書くことで、脳神経が刺激され、脳が活発に活動を始めます。
さらにあれもしなければ、これもしなければとと脳の作業机で混乱してしまうので、
メモにおこすことで、脳の作業机を一回整理できます。
3、3ポイント勉強法
人は情報を3つの塊で覚える方法
これは、例えば、電話番号で
000-1234-5689
などのように3つの塊にすることで覚えやすくする工夫がされています。
この脳の機能を使い
人と会うことや、話を聞くこと、セミナーなどで活用をしていきたいのですが、
これは、上記の中で3つのことを覚えるようにしていくと効果的なんだそうです。
今回の件もじつは最初に3つポイントを提示しているのもこれを利用しています。
まとめ
さて、もう一度確認になりますが、
今回は
ワーキングメモリ
ワーキングメモリの鍛え方
作業の効率的な方法を
ご紹介いたしました。
この簡単なことで、あなたの脳の作業容量は劇的に増えます。
ぜひ試してみてください。
それでは